ソーラー付き電卓が発売されて約40年が経った今、各家庭に1個以上配布されきった電卓は、昨今のスマートフォン事情に押され一般家庭で使用される頻度は皆無に等しいかも知れません。
今や台所脇の水屋の抽斗に押し込まれたまに開閉される時に漏れる光を受けて刹那に「0」を浮かべるのが関の山です。
先の東日本大震災によって原発否定の気運が高まる中、再生可能エネルギーへの注目は増す一方でソーラー事業はその筆頭です。
そんな時代にあえて電卓が復活の狼煙を上げるならば、こんな感じもありだろうと考えつつ、小学生が思いつきそうな物を実際に作ってみるという大人買い的なモチベーションも孕んでいます。
更に深追いするなら、せっかく電卓で電気を取るシステムであるなら<暗算が速くなる機械>の電源として生き返ってみてはどうかという幼稚園児的発想も盛り込んでいます。
実際に”どう?”とかいう問題ではなく、多くの電卓が注ぐ命を受けて、誰それが暗算が速くなった気になるプラシーボ効果を狙う物でも電卓の威厳を損なうことはないと考えます。